聖路加国際病院における研修報告

研修期間 2020年2月24日~2月28日
報告者 高知大学 助教 樋口やよい
研修目的 遺伝診療について勉強するため
研修内容 遺伝診療の臨床現場・カンファレンスなどの見学

1日目(2月24日)

8:00~17:00 遺伝診療部 概要 RRSOのIC

2日目(2月25日)

8:00~17:00 腫瘍内科見学 NIPT外来 AYA世代カンファレンス 大学院授業

3日目(2月26日)

8:00~12:00 腫瘍内科・乳腺外科との合同カンファレンス

4日目(2月27日)

8:00~17:00 NIPT外来 リプロ外来(腫瘍生殖について)

5日目(2月28日)

8:00~17:00 乳房再建外来、NIPT外来、IUFD研究について

まとめ

1. 研修先において学んだこと

遺伝診療について、基礎から臨床まで学ぶことができました。病院内での連携も、他職種カンファレンスなどを見学することで教えていただきました。遺伝情報をどのように共有するか、またそれをどのように今後に生かしていくか、多くの診療科の連携が必要であり、サーベイランスまで含めた診療が必要と学びました。

2. それをどのように教育に活かすか(いつまでに、どのような形で、どこまで)

今後NIPTや遺伝性腫瘍に対して、学生教育・研修医教育が必要になってくるため、そのために今回学んだ知識を生かします。1年間でスライドを作成、産婦人科をローテーションする学生・研修医へ教育できるように準備を進めます。

3. それをどのように臨床に活かすか(いつまでに、どのような形で、どこまで)

臨床遺伝専門医取得に向けて、研修をはじめており、その勉強に生かします。研修先では遺伝情報をもとに、遺伝サマリを作成されており、診療科を超えて情報を共有できるので、今後必要に応じて参考にさせていただきたいと思います。遺伝診療部カンファレンスに参加させていただいているので、その場でも情報共有ができればと思います。遺伝診療は一診療科だけではできず、連携体制をどのように作っていくかが大切だと実感しました。今後、大学での遺伝診療において、他部署・多職種連携を頑張っていきたいと思いました。

4. それを実行するための方策

臨床遺伝診療医取得に向けて、勉強をすすめるとともに、症例経験を積んでいきたいと思います。研修医教育に向けて、スライドを作成します。

この研修全体についてのコメント

遺伝診療に対して、今までは臨床的な必要なことから勉強してきましたが、今回は大学院の授業にも参加させていただき、もう一度遺伝について基礎から考える機会を与えていただけました。その上で、実際の臨床現場、カウンセリング、他職種でのカンファレンスに参加させていただき、とても勉強になりました。遺伝診療部の中でも、患者さん向けの資料を作成されており、それをもとに説明することで、より視覚的にもわかりやすく説明できる工夫がされていると感じました。研修は短期間でしたが、多くの部署に見学させていただき、カンファレンスにも参加させていただけたので、とても有意義でした。ありがとうございました。

資料